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英国NHS、73歳の誕生日

著者:大澤史來

https://www.england.nhs.uk/



7月5日(月)、英国の国営医療機関サービス、NHS (National Health Service)は、73歳の誕生日を迎え、エリザベス女王がその功績を讃え、ジョージ·クロスを授与した。


新型コロナウイルスの大流行により、去年、今年と英国全体、特にNHSはこれまでにない非常に厳しい年となったが同時に、今年は希望ある年でもあった。


病院では1月だけで10万人以上の入院患者と約40万人の危篤なコロナウイルス患者の治療にあたり、その他にも数百万人の患者が治療を受けている。しかし、NHSは史上最大のワクチン接種プログラムを行い、ヨーロッパで最も敏速に、そして世界でもっとも精密な接種を展開した。


これはNHSに関わる人々ー医療関係者、医療復帰者、ボランティア、その他のキーワーカー、そして社会的距離を置くというルールに従って役割を果たした一般の人々のサポートの賜物といえるだろう。


また、イングランドNHSには350種類以上のキャリアがあり、常に優秀な人材の確保とその教育に力を注いでいる。今回のパンデミックにより、NHSのキャリアはやりがいがある職業と認識され、「ナイチンゲール効果」によって多くの人が医療関係で働くことに関心を寄せている。


英国各地では誕生日の前日からそれぞれに「感謝デー」が設けられ、地域社会が一緒になって医療関係者を労った。


NHS最高責任者であるサイモン·スティーブンス卿は、「第二次世界大戦以降、この国が直面した最大の課題」に対応するために献身的に役割を果たしたNHSに関わるすべての人々に敬意を表した。